シルバック(SylvaC)のうさぎ

私の店には、SylvaC製の動物(犬やうさぎ)が結構揃っています。
何年か前、写真の背景に映っていた変な形のうさぎが気になり、あれは何?というところから始まったコレクションです。
イギリスでは非常に庶民に密着していた日常品に近い置物ということですが、日本のアンティーク屋さんで、私は今まで見たことがありません。
外国の人にコレクターが多いのかもしれませんが、外国でもそうたくさん並んでいるのを目にしたことはなく、これからどんなものにめぐり合えるか楽しみにしています。
最初にあれれと思ったうさぎの置物は、おだんごのような頭に短い足がついていて、躍動感はまったくない、マットな青色一色のものでした。
どうしてうさぎが青なのと思っていましたが、後からピンクもあれば、黒、黄色、茶色、緑と何でもありの色使いでした。
キティちゃんは、真正面顔ですが、ここのお団子頭のうさぎは、真横顔でないと???です。でも、マッチ入れを担いだうさぎはなかなかレアとかで、ついつい見つけると大金(?)を払って手に入れてしまいます。
その他、まんがっぽいキャラクターの動物、やけに悲惨な顔の犬、歯痛の犬、頭がやけにとんがったうさぎとこの何年かでいろいろ巡り会えましたが、このSYLVACというメーカーが、いったいどんな目的でこれらを世の中に送り出していたのか、ますます混乱してくるばかりです。
その頃(1930年代)のイギリスの家庭の暖炉の上に、必ず一つは置いてあったとかいうのも、ススに汚れてもいいぐらいの、庶民的な置物グッズだったのでしょうか。
けれど、私から見ると、とてもポップで存在感があるような気がします。
店のお客さまも何ですかこれは? と尋ねるばかりで、買ってくださる方はまれですが、これからも、研究と調査を進めながら、おもしろいものを集めていこうと思っています。